日本板硝子
日本板硝子株式会社は、住友グループに属するガラス・土石製品を取り扱っている製造業者です。旭硝子と並ぶ世界トップレベルのガラス製造業者で、「NSGGroup」として、ブランド名称の世界共通化を進めています。日本板硝子(NGCグループ)は、硝子そしてグレージングシステム製品の世界で業界最大手のメーカーの一角で、次の主要な3つの領域で事業を展開しています。自動車セクターは、OE(新車用)と、AGR(補修用)を扱っています。高機能ガラスセクターと建築用ガラスセクターは、ディスプレイ用ガラス、オプトエレクトロニクス商品、太陽光発電用ガラスなど広い範囲の高付加価値商品と、ビル用そして住宅用などに、新築及びリフォーム用の硝子を取り扱っています。日本板硝子(NGCグループ)は、1918年に、コルバーン式製板法を使った板ガラスの製造を事業として、アメリカのリビーオーエンスフォードグラス社から技術を取り入れ、日米板ガラス株式会社として誕生し、大阪市に本店を構えました。1931年(昭和6年)には、日本板硝子株式会社と現社名に改称、2004年(平成16年)に、本店の所在地を大阪から東京都港区へ変更しました。日本板硝子(NGCグループ)の、建築用ガラス事業では、各種建築に使用するガラス、高機能用途のガラスならびに太陽電池用ガラス等を取り扱っています。日本板硝子(NGCグループ)社のガラス製品は、エネルギー効率の向上や二酸化炭素排出量の削減に極めて重要な役割を果たしています。さらに、防火、防音、安全・防犯、プライバシー、装飾、セルフクリーニングの仕組みなどの新しい機能も供給しています。日本板硝子(NGCグループ)の、自動車用ガラス事業では、海外の主な自動車メーカー及び特殊輸送機材製造企業の全てに硝子を提供し、新車用(OE)ガラス、補修用(AGR)ガラス、特殊輸送機材用ガラスの方面で事業を行っています。海外に製造販売ネットワークを有する自動車用ガラス製造企業は3グループだけしかありません。日本板硝子(NSGグループ)は、その一つです。